思春期系。
まだまだ雪景色の山あいの集落でも、「お?春かな」と思わせぶりなポカポカ陽気になったり、スギ花粉舞い散る今日この頃ですが、
うっかり気を抜くと、ちゃっかりチラチラ雪が降ったりしています。
こんな冬と春の間の中途半端さ満々の中、一歩も譲らないレベルで春を主張する鳥が現れました。
縁日の屋台で売られている水笛を倍速再生させたような、ヒバリが突然進化して独特な節をつけだしたみたいな、キョロキョロと可愛く長〜く歌う鳴き声。
そのいい声の正体を知りたくて爺やに聞くと、「シトドでねえか?」とのこと。
「ああ、シトドね!」と言いたかったんですけど、何ですか?シトドって。
調べてみたら、”鵐(シトド)…小鳥を指す古称”と出ました。
ええと、間違ってないけど、かなりザックリっすね…。それともこの辺り特有の地方名かな?
とモヤついていたら、後日爺やが「アレはアレだ、ミソサザイだ!シトドでねぇよ!」と。
おおー、スッキリ。なるほどですね!
姿を見たくて双眼鏡を窓辺に常備してたら、屋根の上で鳴いてるミソザザイ登場!
うわー、小さくて地味!でも男気溢れる吠え面。声とのダブルなギャップにイチコロです。
望遠レンズなんて持ってない苦肉の策で、iPhoneを双眼鏡の接眼レンズに当てて撮ってみたら、覗き感溢れる1枚に。
背景が白いのは、薪ストーブから立つ煙です。寒いです。春ですね!←ミソザザイに感化される
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