身の丈がでかい敬老会。
私事なのですが、昨年4月にここ山北に来たわけですけど、8~9月の2ヶ月間別府におりましたので、
この季節の山北、実は私、初体験。
昨年もお誘いいただいてたけど参加できなかった、念願の大代の敬老会!イェス!
大代集落は本当に手弁当で身の丈で、心のこもったイベントをする類稀な村で、
その個人レベルのあったかさが村じゅうに蔓延しててジワジワくる、最高に心地いい集落で大好きです。
食べ物だけでなく、エンタメも自給自足のたくましさ。
とうとう参加だっ!
と、その前に、
夜の公民館で踊りのお稽古!あわわわわ。振り覚えるのむずかしい…。
「やっぱり最高だなあ」とつくづく思うのは、
大抵こういう出し物で踊りをするとなると、女性(婦人会)の役回りなのに、
大代の若い男衆も心よく踊る!
ホントどうでもいい男のプライドなんかどこへやら、爺婆がたを敬う気持ちが当たり前のごとく勝っているんです。
これ、すごくないすか?!
今回、踊り手は私含めて6名。うち女性は2名だけと、他の集落とは構成が全く違って胸アツです。
実際アツいっていうか猛暑日の、公民館の2階!
大代のスーパーおじいちゃん&おばあちゃんオールスターズが勢ぞろい!支所長も!
宴会が始まって、若い衆はお酌して回りながら大先輩たちとの会話を楽しんで、
そのうち出し物タイムがやってきます。
練習したけど、やっぱ緊張、うわぁ…。
踊り2組、そして来賓の山北地区公民館長さんがギターをご披露くださいまして。
1階で衣装に着替えて、2階で自分たちがドンパン節を踊って、終わると1階で衣装を脱ぎ捨て、館長さんのギターを盛り上げに2階へみんなで駆け上がり、踊り2組目の皆の浴衣の着付けの助手をしに急いで1階へ。
「どうした、土砂降りにでもあたったんか?それとも川に落ちたんか?」レベルの汗。
裏方全員汗びっしょり。ポケットのスマホ、壊れるかと思った。
特筆すべきは、驚異的な着付けの手際!
あの短時間で全員浴衣を着せて、自分も着て、と、なんなんですかミサコさんその能力?!
そして着付けの間、素敵なギター演奏で間をもたせてくれた館長さん、ありがとうございました!助かったっす!
やっとシャッターを切れたのは、2組目のかなりかっこいい踊りの番になってから。
キャー!イナセです~!!!
ダイゴ(大工)のじいやもタメ吉じいやも絶好調!
おばあちゃんがたの美声アカペラ花笠音頭も最高に良くって、
みんなの笑い声がひたすら続く2時間半が無事終わり、
「来年も誰一人欠けることなく、この全員でまた楽しみましょう!」
と大代公民館長かつたろうさんが締めくくりました。うんうん、ほんとにそうだそうだ!
ぞろぞろとオールスターズが帰って行かれる後ろ姿を見送ると、
さみしい反面ホッとして、
片付けも終わる頃になるとさらにホッとしたころ、
熱中症っぽくなっている自分たちに気づき出し、
「やばい!」と急いで冷房のあるミサコさん宅へ裏方総出で避難させてもらいました。
35度を超える気温のこの日、しかも2階はなお暑い。
クーラーの発明に感謝しながら、
裏方の皆さんと遅い昼食をとりました。
結構過酷だったのに、なんだろう、戦友みたいな信頼感が生まれてて、なんか嬉しい。
来年はもっと笑わせたいー!がんばるぞー!
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