塩引き鮭作りその4「完成、そして……」(川村)
明けましておめでとうございます。
村上市山北地区の地域おこし協力隊、川村です。
2017年は私にとって、山北への移住という大きな変化を迎えた年。
初めてのことばかりの刺激的な日々を過ごしました。
2018年も、より広く、深く、山北に関わっていきたいと思います。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、11月23日に仕込み、12月頭に干してきた、私の塩引き鮭。
お正月に、ついに解体することに。
解体前に、ツーショット。
いい感じに乾いているように見えますが、果たして……?
皮がしっかり乾燥していて硬いので、切るのに力が入ります。
「指切るなよ~」と心配する祖母。
きれいな色!絶妙な熟成加減です。
住まいのある府屋集落は、海からの強い風が吹き、塩引き作りに適しているのかもしれません。
塩引き特有の、熟成した香り。
あまりによい香りなので、一切れ切るごとに嗅いでしまう……。
さあ焼けた。みんなでいただきます。
表面がしっかり乾いていたので「干しすぎたかな?」と心配しましたが
身は適度に軟らかく、とてもおいしかったです。
「これぞ塩引き!」という香りを家族で満喫しました。
毎年食べている味のはずなのに、自分で作ったというだけでいつもより何倍もおいしく感じるから、人間の味覚っていい加減ですね。
来シーズンも、絶対また塩引き道場に行こう!と、心に誓った新年となりました。
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